分離プロセス事例:ライフサイエンス | Alfa Laval

ライフサイエンス向け分離プロセス事例

アルファ・ラバルは滅菌・密閉機構、10,000G以上の遠心力を有するディスク型遠心分離機によって、組替え大腸菌や動物細胞などの高度な分離の要求に応えることでライフサイエンスの世界に貢献します。また、引き続く精製においてはクロスフロー等の膜分離システムを用意しており、遠心分離と膜分離によるハイブリッドセパレーションを実現しました。GMP対応ディスク型遠心分離機BTおよびカルチャーフュージシリーズは120℃蒸気による加圧滅菌が可能で、製品に接触するステンレスには医薬品レベルの電解研磨を施し、ガスケット材質はFDA準拠のものを採用、選定機種によりUPS ClassVIにも対応可能です。

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バイオテクノロジープロセス

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ディスク型遠心分離機と膜による分離領域

分離機と膜の分離領域.png

実例:様々な菌体の分離難易度

アルファ・ラバルの遠心分離機は、様々な菌体分離で使用され、多様なバイオ製品の製造に貢献しています。下表は、菌体の種類、その菌体から作られる製品、菌体の大きさ、カルチャーフュージ100を使用した場合の予想処理量です。なお、酵母、クロレラの実際の通液量は固形分含有量に依存します。この表は各菌体の分離難易度の比較にお使いください。

菌体の種類 代表的なバイオ製品 直径 μm カルチャーフュージ100の処理量 L/H
動物細胞 抗体医薬品 10-20 700-900
大腸菌 組み換えDNA製品 1 x 2 140-560
枯草菌 酵素 1 x 3 560-840
乳酸菌 スタータ 1 x 5(鎖) 560
コリネ菌 グルタミン酸ソーダ、リジン - 560
放線菌 抗生物質 10-20 280-560
黄麹菌 酵素 - 1,400
パン酵母 パン酵母 6-8 2,000
ビール酵母 酵母エキス 5 2,000
クロレラ 食品添加物 4-5 2,000
ウイルス ワクチン 0.06 2.8

 


カルチャーフュージ400 セパレーションシステム

カルチャーフュージ400.png

カルチャーフュージ完全密閉デザイン.png

カルチャーフュージの完全密閉デザイン

培養液を密閉状態で供給することで動物細胞を破壊することなく分離ができるため、精製工程の負担を非常に少なくできます。

バイオテクノロジー用遠心分離機 BT/カルチャーフュージシリーズ

型式

最大通液量 m3/H

最大固形分処理量 L/H

適用温度範囲 ℃

モータ kW

騒音 dB

質量 kg

カルチャーフュージ100 2 60 0-100(130℃蒸気滅菌可) 7.5 74 450
カルチャーフュージ200 15 600 0-100(130℃蒸気滅菌可) 17.5 79 1,400
カルチャーフュージ300 25 1,020 0-100(130℃蒸気滅菌可) 22 73 1,850
カルチャーフュージ400 25 1,020 0-100(130℃蒸気滅菌可) 22 73 1,850
BTUX510 10 3,000 0-100(130℃蒸気滅菌可) 37 82 1,500