分離プロセス事例:発酵工業 | Alfa Laval

発酵工業向け分離プロセス事例

アルファ・ラバルは1900年初頭にパン酵母の分離工程にディスク型遠心分離機を納入して以来、長年にわたり酵母を原料とする発酵工業に多くのディスク型遠心分離機を提供してきました。パン酵母の分離・洗浄、酵母エキス工程用として定番となっているUX型を中心に、ノズル型遠心分離機を多数取り揃えています。また、UX型に採用されている特許ボルテックスノズルは安定した濃縮性能をお約束します。

パン酵母製造工場.png

実例:酵母エキス製造プロセス

酵母エキス製造プロセスでは、パン酵母またはビール酵母の細胞壁を破砕するエキス抽出工程を経て、細胞膜の除去と細胞膜に残留しているエキス分を洗い流し、液中にできるだけ多くエキスを回収することを目的に、UX型遠心分離機が使用されています。

通常3台の遠心分離機を使用し、2段目、3段目の上清液(エキス分を含む)を1段前に戻すことで、エキスの回収率を上げています。実績値は以下の通りです。

・1段目入口 A の細胞膜濃度:4〜6wt%
・3段目出口 B の細胞膜濃度:20wt%
・1段目上清液 C のエキス含有量:5〜8wt%
・FEUX510の処理量:5.1 m3/H

酵母エキス製造プロセス.png


パン酵母の濃縮.png

実例:パン酵母の濃縮、洗浄

パン酵母発酵後の濃縮、水洗工程にUX型遠心分離機が多数稼働しています。通常、3〜4台の遠心分離機が使われており、左図では濃縮、洗浄、洗浄の組合せで、3段目から排出される水を2段目に戻し、水を節約しています。洗浄性を重視する場合は、戻さないで新鮮な水を使うこともあります。発酵後のパン酵母濃度は通常5〜8wt%で、遠心分離機によって、20〜22wt%まで濃縮されます。
主な遠心分離機のパン酵母処理能力は次の通りです。

・FEUX510 38m3/H
・FEUX512 55m3/H
・FEUX420 150m3/H
※入口濃度:5wt%の場合


 

 

 

 

固形分連続圧送排出型UXタイプ

固形分連続圧送排出型UXタイプ.png

FEUX214

FEUX214.png

ボルテックスノズル

ボルテックスノズル.png

 

発酵工業用ノズル型遠心分離機

型式

最大通液量 m3/H

最大固形分処理量 m3/h

適用温度範囲 ℃

モータ kW

騒音 dB

質量 kg

DX203 1 0.25 0-100 0.55 67 70
FESX610 50 22 0-100 45 78.5 1,030
FEUX510 50 8 0-100 45 82 1,500
MBUX510 10 3 0-100 37 82 1,500
FEUX512 80 19 01-00 75 96 2,800
FEUX214 100 30 0-100 132 78.5 4,670
FESX520 250 100 0-100 200 89 4,560
FEUX420 100 45 0-100 135 92 3,770