冷凍冷蔵機器

産業用および業務用冷凍冷蔵システムのCO2排出量を削減する大きなチャンスが目の前にあります。より効率的な新しい熱技術により、エネルギー消費量を削減することができ、その結果、排出量も削減することができます。同時に、従来の冷媒から排出される温室効果ガスは、アンモニアのような天然の代替物質や、（逆説的ですが）CO2そのものに切り替えることで、解消することができます。

90年にわたるプレート式熱交換器技術の経験から得られたノウハウをもとに、アルファ・ラバルは業務用および産業用の冷凍冷蔵機器におけるサステナビリティの取り組みを加速させる熱交換器の幅広いポートフォリオを開発しました。弊社のソリューションがどのようにして効率を最大10%向上させ、年間約5500GWhのエネルギー削減を実現しているのか、ご紹介します。また、自然冷媒への切り替えに伴う課題を解決するためのソリューションをご提案します。

ホワイトペーパー変化する冷媒市場への対応

現在、冷媒市場では大きな変化が起きています。環境問題を背景に、従来の冷媒を段階的に廃止し、地球温暖化係数（GWP）の低い代替冷媒を採用することを求める規制が導入されています。こちらのホワイトペーパーでは、様々な加熱・冷却アプリケーションにおける代替冷媒の選び方と対応方法についてのご説明しています。

ダウンロードする

お客様事例：変化する冷媒への対応における課題解決の方法

冷蔵ソリューションプロバイダーであるBort de Graaf社が、アンモニア/CO2カスケードシステムにアルファ・ラバルの半溶接型熱交換器を採用した理由をご紹介します。漏れを確実に防ぐだけでなく、CurveFlow™といった次世代機能が最高の熱性能を保証します。

数字で見る冷凍機のエネルギー効率向上がもたらす可能性

今日、アルファ・ラバルの熱交換器が世界中の冷蔵機器用途に何百万台も設置されていることをご存知ですか？これらの熱交換器を組み合わせると、毎年5.5TWh以上の省エネ効果を実現できていることになります。これは、100万トン以上のCO2排出量の削減に相当します。

効率的なアルファ・ラバルのソリューションを全ての新規設備に使用することで、さらに144,000トンの排出量を削減することができます。これは、ロンドンとシンガポールを結ぶ470回分のフライトをなくすようなものです。

アルファ・ラバルがどのようにして様々な冷凍冷蔵機器のエネルギー効率を最大限に高めることができるか、インフォグラフィックでご紹介しています。

インフォグラフィックスをダウンロードする

冷凍冷蔵機器向けソリューション

AlfaNova オールステンレスプレート式熱交換器

業務用や小容量の工業用冷凍機器に使用されるプレート式熱交換器の多くは、銅のろう付けで作られています。これは多くの用途に適していますが、重要な自然冷媒であるアンモニアとの組み合わせにおいては最適な選択肢ではありません。AlfaNova は、独自の融解接合法で作られた、市場で唯一のオールステンレスのプレート式熱交換器です。非常にクリーンで繊細な液体の冷却や、アンモニアの低GWPの冷媒を活用する際に、非常にコンパクトで効率的なソリューションを提供します。

詳しくはこちら

半溶接型プレート式熱交換器

工業用冷凍機器において低GWP冷媒としてアンモニアを使用する際にお客様には、アルファ・ラバルのコンパクトな半溶接型熱交換器がさらに高い効率と信頼性を提供します。アルファ・ラバルの半溶接型熱交換器は、冷凍用途の二次媒体としてCO2を使用するカスケードシステムの熱交換器としても実績があり、RefTight™密閉システムでクロスコンタミネーションのリスクを防ぎながら、アンモニアの充填量を削減することができます。

詳しくはこちら

ブレージングプレート式熱交換器

当社の銅ブレージングプレート式熱交換器は、コンパクトで効率的、かつメンテナンスフリーのソリューションであり、多くの冷凍冷蔵機器の用途における低GWP冷媒のほとんどのタイプで、加熱、冷却、蒸発、凝縮を行うことができます。これには、CO2や炭化水素などの重要な自然冷媒も含まれます。各ユニットは、優れた熱性能と最高の信頼性を確保するために開発された独自の機能を備え、最適なパフォーマンスを継続できるよう設計されています。

詳しくはこちら