Merco

アルファ・ラバル Merco 分離機は、でん粉加工向けに特別に設計されており、高い処理能力と低エネルギー消費の最適なバランスを提供します。その堅牢で実績ある設計により、長寿命、高い稼働率、そして最小限のメンテナンスコストを実現します。 アルファ・ラバルは、でん粉業界向けのプロセス機器および処理ラインにおける世界有数のサプライヤーです。現在、世界で年間生産されるでん粉の半分以上が、アルファ・ラバルのMercoでん粉分離機を通じて処理されています。

Merco starch separator for starch processing

堅牢性と効率の組み合わせ

  • 分離能力の向上
  • 保守工程を簡略化
  • 簡単インストール
  • 低い消費電力
  • 古いモデルのアップグレードの可能性

アルファ・ラバル Merco でん粉分離機は、でん粉加工業界向けに特別に開発されたノズル式遠心分離機であり、固形物を連続的に排出しながら最適な性能を発揮します。

Mercoでん粉分離機の主な用途には、一次でん粉分離、グルテンの濃縮、製粉工程の濃縮、中間液の清澄化などがあります。これらの用途において、固形物の分類・濃縮・洗浄や、比較的高濃度の固形物を含む液体の清澄化に使用されます。

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Merco分離機がでん粉加工の要求にどのように応えるか

Merco分離機は、でん粉加工の要求に応えるために特別に開発されており、従来の多目的ノズル式遠心分離機とは異なります。でん粉加工では、高濃度の固形物負荷と連続排出が求められる一方で、ノズルの詰まりを防ぐ必要があります。

Mercoでん粉分離機の設計における重要な特長は、特殊な再循環システムです。このシステムでは、排出された固形物をボウル内で再循環させながら洗浄水を加えることができます。この独自の機能により、運転中でも固形物の排出流量を調整するだけで、でん粉生産の設定を柔軟に変更することが可能です。

これにより、大口径ノズルの使用が可能となり、供給濃度の変動に対応しやすく、ノズルの詰まりを防ぐことができます。結果として、装置の汎用性が高まり、供給流の特性に応じて処理方法を柔軟に変更することが容易になります。

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Merco遠心分離機をアップグレードして、さらなる効率向上を 

ローターとハウジングの簡単なアップグレードで性能を強化しましょう。
– Merco 30からMerco 32へのアップグレード:最大50%の処理能力向上、30%の省エネ効果
– Merco 36からMerco 38へのアップグレード:最大35%の処理能力向上、25%の省エネ効果 迅速な設置、メンテナンスの簡素化、稼働率の向上が実現します。

アップグレードがどれほど簡単でスピーディか、ぜひ動画でご確認ください

真の働き者、分離機

堅牢で信頼性の高いMerco遠心分離機シリーズをご紹介します。

Merco 32

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真の働き者

  • 長いスピンドルと吊り下げ状のボウルを備えたスマートなデザイン
  • 安定した高品質と高収量
  • 特許取得の省電力ノズル設計
  • 低いスペアパーツの需要とコスト
  • ボウルは清潔に保たれます

Merco 38

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大容量澱粉遠心分離機

  • 最大 30% の容量増加 
  • 最大 25% の電力削減
  • 同じ容量でより良い収率とよりクリーンな清澄液
  • 50 Hz での最大ボウル速度 - 2950 rpm
  • 所要動力 - 225/260 kW

サービスについて

適切なメンテナンスで設備の性能を維持

アルファ・ラバルは世界中どこでも、必要なときに、部品や専門知識でお客様をサポートするサービス体制を整えています。安定稼働、性能の最適化を実現することで、投資対効果の最大化とランニングコスト削減のお手伝いをします。また、お客様の使用環境に合わせた保守契約(サービスアグリーメント)を利用することで、より最適化されたメンテナンス計画や予算管理が可能になります。

保守・サポートの詳細はこちらから

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次の分離ソリューションをテスト・検証・スケールアップ

生産ラインのアップグレードでも、概念実証の実施でも、アルファ・ラバルは最適な分離機ソリューションの選定を自信を持ってサポートします。ぜひご連絡いただき、当社のテストセンターでのコンサルテーションや試験の手配、または現場でのテスト用ユニットのレンタルをご相談ください。

研究開発やパイロットプロジェクト向け分離機について詳しくはこちら

分離技術のイノベーター

アルファ・ラバルの分離技術における革新について、もっと知りたいと思いませんか?以下のリンクをクリックしてください。アルファ・ラバルは世界初のディスクスタック型分離機を発明し、100年以上にわたり遠心分離技術の発展を牽引してきました。私たちは、その過程で培った専門知識を皆様と共有できることを嬉しく思います。分離技術の進化や、アルファ・ラバルがこの技術革新をさらに推進するために取り組んでいる内容については、Separator Innovatorナレッジベースをご覧ください。

分離技術の革新について詳しくはこちら

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