アルファ・ラバルの分離技術が選ばれる理由

あらゆる産業・プロセスにおける分離に対して、140年を超える分離技術の歴史で培われたプロセスノウハウを用いて、ディスク型遠心分離機・デカンター型遠心分離機・メンブレンフィルターを組み合わせたハイブリッドセパレーションを通じた課題解決のお手伝いをいたします。お客様の既存の分離プロセスの改善や、新製品のプロセス開発に対して、日本・湘南にあるセパレーション・ラボを活用した分離テストを利用いただくことで、ラボスケールでの最適な分離技術の選定からスケールアップ検討のサポートをします。また、全国複数拠点で機器の保守メンテナンスを対応できる体制を構築しています。是非アルファ・ラバルをご活用ください。

お客様に最適な分離技術の選定をサポートするセパレーション・ラボ

アルファ・ラバル 湘南センター内にあるセパレーション・ラボでは、お客様から持ち込まれた様々なサンプルの分離テストを行っています。ここでは、まずお客様の製品の遠心分離適合性を判定するための試験管でのスピンテストを無償で受け付けています。ここで適合判定を確認できたものは、小型遠心分離機による連続・実機テスト(有償)を実施し、実際の生産に適した機種選定を行いお見積もりを提出します。更に精度の高い検証をする場合は、貸出用のパイロットテスト機も取り揃えており、お客様工場内での実地確認テストも対応しています。

ラボでの分離テストの詳細はこちら

お客様へのメリット

①新製品を分離できる手法が発見できます

②既存分離方法より安価に処理できる手法が発見できます

③豊富なテスト機により手法の最適解が見つかります

設備

デカンター型遠心分離機、ディスク型遠心分離機、膜分離装置の各テスト機

※プレート式蒸発器による液体濃縮テストも承ります。かきとり式熱交換器による高粘度、焦げつき易い製品の加熱・冷却テストも承ります。かきとり式熱交換器による製品の加熱&冷却テストは、大和ステンレス工業(株)殿に設置されている装置にて実施致します。

 

rabo-top2.png

湘南テストラボセンターで、分離実験をしてみませんか?

アルファ・ラバル分離テストラボセンターは、お客様のビジネスニーズに対応する革新的な分離ソリューションを追求する先進の研究施設です。当センターでは、多様な分離プロセスを実際に試験・解析し、最適な分離技術を探求しています。豊富な知識と経験を持つ専門家のチームとともに、分離技術の新しい可能性を探りながら、プロジェクトに最適なソリューションを見つけてみませんか? リンク先から実際のテストの様子を動画でご覧いただけますので、当ラボの先進的な分離装置と専門家チームがどのようにお客様の課題解決に取り組んでいるかをご覧ください。

②分離機の保守・メンテナンス体制

単に優れた製品を提供するだけでなく、販売後のトータル・ケアに全力を注ぐことができる充実した体制を整えています。部品の手配は国内・海外拠点の連係により最速を心がけ、修理やリコンディショニングなども高度な専門技術でスピーディに対応します。また、トラブル予防を目的とした年間保守契約によるメンテナンスサービスはお客様の環境に合わせてアレンジでき、その高い信頼性と共にご好評いただいております。 湘南センターには遠心分離機修理工場があります。また全国数か所の拠点に熟練のサービスエンジニアを擁しています。シンガポールには消耗品なら100%をストックしている遠心分離機パーツ倉庫があり、国際宅急便で中1日でお手元にお届けします。

分離機サービス

③ハイブリッドセパレーション

液体清澄化では、遠心分離機と膜分離を組み合わせることで両技術の相乗効果が生じ、分離性能と経済性が飛躍的に向上することがよく知られています。アルファ・ラバルは、ラボレベルから本格商業生産まで、お客様のご要望にあわせた、遠心分離とクロスフロー膜分離のハイブリッドシステムを提供します。 例えば、デカンター型遠心分離機で粗どり後、ディスク型遠心分離機で油除去や大部分の粒子を除去してから、残存する微粒子や比重差のない溶媒をメンブレンフィルターで分けるというハイブリッドセパレーションシステムを提供できます。ここでディスク型遠心分離機は要の位置にいて、デカンター型で取り切れない粒子を除去し、油を完全に除去します。メンブレンフィルターはディスク型で除去できない0.1µm未満の粒子を除去できますが、油に耐性がなく、ディスク型に助けられています。

ハイブリッドセパレーション

④プロセスノウハウ

140年の歴史で培われたプロセスノウハウの構築があります。業界別の分離プロセス事例で、その詳細をご確認頂けます。

プロセスノウハウ