遠心分離機のメンテナンスに関するFAQ

目次

 

遠心分離機のメンテナンスはどうすればいいですか?何か規定はありますか?

 

労働安全衛生規則141条にて「事業者は、動力により駆動される遠心機械については、一年以内ごとに一回、定期に、次の事項について自主検査を行なわなければならない。」と規定があります。また検査結果を記録し、3年間の保管義務があります。弊社では専任の遠心分離機のサービスエンジニアにて機器の中間メンテナンス/総合メンテナンスとして定期的な整備サービスを実施しております。整備試運転結果を専用のフォームに記録してご提出致します。

 

中間メンテナンス(中間サービス)

3 カ月毎或いは 2000h 運転時間毎にセパレータボウル、インレット╱アウトレット、オイル交換、操作水装置のオーバーホールを行います。

 
※ボウル内のシール(O-ring類)とインレット╱アウトレットのガスケットの交換

 

総合メンテナンス(主サービス)

12 カ月毎或いは 8000 運転時間毎 の分離機全体(セパレータボウル、インレット╱アウトレット、操作水装置を含めた)のオーバーホールを行います。
※分離機のシール(O-ring類)と駆動部部品(ベアリング等)の交換

また神奈川県茅ケ崎市の遠心分離機整備工場にて機器の点検/バランス調整/総合オーバーホールも実施しております。

推奨予備部品はありますか?

 

弊社では推奨点検間隔事の整備部品Setを販売しております。予備部品として一式保管頂ければ緊急時に弊社のエンジニアが直ぐに訪問し、整備部品Setを用いてメンテナンスの実施が可能です。また回転体部の整備部品Setがあれば自社にて緊急時メンテナンスも可能です。

 

中間サービスキット

ボウル内のシール(O-ring類)とインレット╱アウトレットのガスケット

 

主サービスキット

駆動部部品(ベアリング/O-ring/ゴム部品等)

 

機器を長期間運転休止する場合どのようにすればいいですか?

 

1)分離機を運転休止する場合は、その前に下記を実施する必要がございます。

  • 取り扱い説明書の指示事項に従って、ボウルを取り外す。
  • 洗浄した炭素鋼部品にオイルを塗布して腐食から保護します
  • 洗浄後に組み付けない分離機部品は、拭き上げてほこりと汚れから保護致します。

 

2)分離機の運転休止期間が3か月を越えて12か月未満であった場合は、

中間メンテナンスを推奨致します。
運転休止期間が12か月を超えた場合は、総合メンテナンスを推奨致します。

 

注)1週間以上運転休止する場合は、ボウルをスピンドル上に置かないでください。


基礎の振動がボウルに伝達され、ベアリングの片側に荷重がかかります。結果としてボールベアリングのレースに窪みが生じ、ベアリングの早期故障を引き起こす可能性があります。

 

遠心分離機の動きがいつもと違う気がします。どのように対応すればいいですか?

 

  • 異音・異臭がする。振動値が高い

 定期的なメンテナンスは実施しておりますか?ベアリングやギアオイル、遠心分離機駆動部の部品類の劣化が想定されます。アルファラバルによる駆動部消耗品交換を含む総合メンテナンスの実施を推奨致します。

 

  • 起動電流が低い。起動時間が長すぎる

モーターや遠心分離機駆動部の部品の故障破損が想定されます。 アファラバルによる点検を推奨致します。

 

  • ボウルが開かずスラッジ排出しない/運転中に突然ボウルが開く

  ボウル部回転体の部品の劣化やボウル開閉用の供給水の不足が想定されます。アルファラバルによるボウル部回転体消耗部品交換を含む中間サービスの実施を推奨いたします。

 

  • スラッジ排出が不満足/スラッジ中に多量の処理液が混入する

ボウル部回転体の部品の交換や排出間隔時間の設定の調整が必要となります。アルファラバルへお問合せ下さい。

 

  • 分離結果が不満足

通液量の調整や背圧の調整またはボウル部のディスクの汚れの可能性がございます。アルファラバルへお問合せ下さい。

 

  • 制御盤にて以下の異常アラーム発生

 

◆ 異常振動

分離機振動値が設定値を超えたまま一定時間経過した場合に発生

<原因>

  A) ボウルアンバランス(ボウル内固形分偏積)
  B) ボウルアンバランス(スピンドルの芯ぶれ)
  C) ベアリングや部品の不良
  D) 分離機足場ゴム(アンカーフット)の劣化
  E)ボウルディスクの張力不足

<対応/対応部品>

  A) 1. ボウル部分解及びボウル部の固形分の洗浄/中間サービスキット
      2. CIPの改善/スラッジ排出間隔の調整
  B) スピンドル交換
  C) 総合メンテナンスの実施/中間サービス・主サービスキット
  D) アンカーフットの交換/アンカーフットサービスキット
  E) ボウルディスク枚数追加

 

◆ 分離機過負荷

 分離機電流値が設定値を超えたまま一定時間経過した場合に発生

<原因>

  A) 回転体ボウル部が閉まらない。処理液がもれている可能性
  B) 機器の組み立て不良。機器部品接触の可能性
  C) モーター不良

<対応/対応部品>

  A) ボウル部部品交換/中間サービスキット
  B) 機器再組み立て
  C) モーター点検

 

 排出不良

排出工程中に設定電流値を下回る場合に発生

<原因>

  A) 回転体ボウル部が開かない

<対応/対応部品>

  A) 1 回転体ボウル部部品交換/中間サービスキット
      2 ボウル部へのボウル開用の供給水の量/圧力の調整又は部品交換

   

 分離機シール水異常

シール水フロースイッチの設定流量を一定時間連続的に下回る場合に発生。

<原因>

  A) シール水の流量の低下
  B)フロースイッチの故障

<対応/対応部品>

  A) 原因の特定。顧客設備の供給設備の確認。
  B) フロースイッチの交換

 

アルファ・ラバルの遠心分離機向けサービスに関するお問い合わせ

今後、アルファ・ラバルの製品やサービスに関するニュースや更新情報を受信しますか?

送信されるお客様情報は アルファ・ラバルのプライバシーポリシーに従って保管および処理されます。