2025-12-24 Investor News by Cision Sverige AB

アルファ・ラバル、LNG燃料船向けに低温技術を活用した新しい燃料供給ソリューションを発表

アルファ・ラバルは、液化天然ガス(LNG)を船舶エンジンでスムーズに使用できるようにする新しい燃料調整モジュール(FCM)を発表しました。この新モジュールは、アルファ・ラバルの代替燃料向けポートフォリオを拡充するもので、低温技術を統合し、包括的で高い信頼性を備えたソリューションを提供します。

FCM LNG システムの導入は、代替燃料の幅広い領域にわたってソリューションを提供するというアルファ・ラバルのコミットメントを示すものです。海運業界が脱炭素化への道筋を進む中で、LNGは移行期燃料としての役割を確立しています。メタノールやアンモニアといった代替燃料のグローバルインフラがまだ整備途上にある一方で、LNGは現時点で実効性のある排出削減への道を提供します。

このLNG燃料供給システムは、先進的な極低温技術を特長としており、これはフランスのFives Energy Cryogenics社を最近買収したことにより、アルファ・ラバルに新たにもたらされた技術です。これにより、アルファ・ラバルは、LNGを船舶燃料として効率的かつ安全に採用できる高性能なシステムを提供することが可能となりました。

「新燃料への移行は、当社の製品開発における最重要テーマの一つです。過去5年間で、船主の皆様からこの転換を支援するソリューションへの明確な需要を確認してきました。お客様は将来を見据えて主体的に準備を進めており、この動きは今後さらに加速していくでしょう。LNGは引き続き海運業界における主要な代替燃料であり、先進的な極低温技術を活用することで、高い信頼性を備え、市場の変化するニーズに応える実質的な価値を提供するシステムを実現できます」と、アルファ・ラバル マリン事業部 プレジデントのMartijn Berginkは述べています。

メタノールやLPG向けの成熟した技術から、アンモニアのような先進的な開発分野に至るまで、アルファ・ラバルは燃料の選択にかかわらず船主や造船所を支援する体制を整えており、脱炭素化への取り組みにおける重要な技術パートナーとしての地位を強化しています。

FCM LNG の初号試験設備は2026年中に納入予定であり、システムは2027年に船舶向けとして提供可能となる見込みです。

FCM LNG システムの詳細はこちら:先進的な極低温技術を活用した FCM LNG 燃料供給システムをアルファ・ラバルが発表 | Alfa Laval

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インベスター・リレーションズ責任者
アルファ・ラバル
携帯電話:+46 730 46 30 90
johan.lundin@alfalaval.com

 

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コミュニケーション責任者
アルファ・ラバル
携帯電話:+46 730 35 80 98
sara.helweglarsen@alfalaval.com

■ アルファ・ラバルについて
今ある資源を最大限に活用する能力が、これまで以上に求められています。アルファ・ラバルは、お客様と共に社会を支える産業を革新し、持続的なポジティブな影響を創り出しています。私たちは、何十億もの人々が必要とするエネルギー、食料、そして衛生的な水を供給するために全力でサポートしています。そして同時に、グローバルな貿易の基盤である海事業界の脱炭素化にも取り組んでいます。
アルファ・ラバルは、お客様が資源本来の可能性を引き出すための先進的な技術とソリューションを開発しています。お客様のビジネスにさらに競争力がつくことで、持続可能な世界の実現に一歩近づいていきます。アルファ・ラバルは、プロセスの最適化や責任ある成長の実現を通じて、お客様がビジネス目標や持続可能性の目標を達成できるようサポートすることに全力を尽くしています。お客様と共に、私たちはポジティブな影響を先駆けて創り続けます。
アルファ・ラバルは140年前に創業し、約100カ国に販売拠点を置き、22,300人以上の社員を擁しています。ナスダック・ストックホルムに上場しており、2024年の年間売上高は666億SEK(58億EUR)でした。

www.alfalaval.com

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