2021-01-27 Investor News

アルファ・ラバル-海事事業者と協業し、脱炭素化を加速

熱交換器、遠心分離機と流体制御機器の分野でリーディングカンパニーのアルフ ァ・ラバルは、グリーン燃料を使用して発電できる固体酸化物形燃料電池(SOFC)の技術開発の加速を目指し、DTU Energy、Haldor Topsoe、Svitzer、MærskMc-KinneyMøllerCenter for Zero Carbonとのプロジェクトに参画しました。アルファ・ラバルは、海運業界向けの非炭素燃料向けのスケーラブルなソリューションの特定を目的として、開発イニシアチブを主導します。

国際海事機構(IMO)は、2050年までに船舶関連の温室効果ガス排出量を50%削減することを目標としています。現在、世界の海運は世界の炭素排出量の約3%を占めており、他の業界が気候排出に取り組んでいる中、その割合は今後数十年で増加すると推定されています。脱炭素化の長期目標を達成するために、業界は新しい燃料の種類と技術にシフトする必要があります。

 

実現可能な技術開発を加速するために、応用研究内の努力がサプライチェーン全体にわたって協調されることが必要です。プロジェクト「SOFC4Maritime」は、船上での発電のために、アンモニア、水素、バイオメタンなどの将来のグリーン燃料の利用を目標としています。

 

「海運の環境問題、特に気候変動に対処するには、さまざまな高い技術力が必要になります。業界内の海洋産業の専門家と提携することで、可能性を調査し、それらを時間内に実現して違いを生み出すことができます。」と、マリン事業本部の責任者であるSameer Kalraは述べています。


 

 

 

アルファ・ラバルについて

アルファ・ラバルは、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、その専門知識、製品、サービスを通じて約 100か国で幅広い業界を支えています。プロセスの最適化、環境への責任を果たしながらの成長、進歩の促進に取り組み、お客様がビジネス目標と持続可能性目標を達成するためのサポートに常に全力を尽くします。

アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に特化し、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限りある天然資源の有効な使用に貢献します。私たちの使命は、お客様、人々、地球のために、その成功を加速させることです。

アルファ・ラバルは「より良い未来へ進む(Advancing better™)」ことを目指し、日々、世界をより良くしていきます。アルファ・ラバルの従業員数は 17,500 人、2019 年の年間売上は465 億スウェーデンクローネ(約 44 億ユーロ)でした。同社はNASDAQ OMX に上場しています。

タグ

全て

関連する内容