2021-03-18 Investor News
アルファ・ラバルが持続可能な養殖技術革新プロジェクトのパートナーに
熱伝達、遠心分離、流体処理の世界的なリーダーあるアルファ・ラバルは、ノルウェーの水産養殖会社であるLingalaks社と共同で、持続可能な養殖技術を開発するイノベーションプロジェクトに参加し、深海フィヨルドと同様の環境条件を実現します。 同プロジェクトでは、2023年に浮体式施設の完成を目指します。
2050年までに高品質のタンパク質の需要は50%増加し、それに伴いあらゆる種類のタンパク質源の需要が高まると予想されています。
持続可能な漁業は正しく管理されれば、世界の人口を養う鍵となります。
水産養殖は何百年も前、コロンブス以前のアマゾン盆地での魚の捕獲から、古代中国の鯉の養殖池まで様々な形で行われてきました。
アライド・マーケット・リサーチによると、世界の養殖魚市場は2025年までに3,764億8,000万ドルに達し、2018年から2025年までの年平均成長率は4.7%に達すると予測されています。
アルファ・ラバルはLingalaks社と提携し、ノルウェーのハルダンゲル湾のフィヨルドに設置される新しい革新的な施設の開発に取り組んでいます。
アルファ・ラバルのフラモ揚水システムは、水深35mから酸素濃度の高い新鮮な低温の水を汲み上げ、さらに魚が泳ぐのに最適な海流を作り出します。
この揚水システムは、深海フィヨルドに似た環境を生み出し、魚に最適な環境を提供します。また、分離技術を用いて水を浄化し汚泥を濃縮して肥料として利用することで持続可能なソリューションを実現します。
「今回の協力により、環境への影響を軽減しながら、養殖ソリューションの生産性と経済的な魅力を高めることを目指しています。」「70年前と同じように、環境保護のためにフラモの技術を漁業に活 用できることを嬉しく思います。」(アルファ・ラバルの海洋部門社長・サミール・カルラ氏)
養殖魚1キロを生産するには約1キロの飼料が、鶏肉1キロには約2キロの飼料、牛肉1キロには約7キロの飼料が必要だということをご存知でしたか?
アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、その専門知識、製品、サー ビスを通じて約 100か国で幅広い業界を支えています。プロセスの最適化、環境への責任を 果たしながらの成長、進歩の促進に取り組み、お客様がビジネス目標と持続可能性目標を達成するためのサポートに常に全力を尽くします。
アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処 理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に特化し、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限り ある天然資源の有効な使用に貢献します。私たちの使命は、お客様、人々、地球のために、 その成功を加速させることです。 アルファ・ラバルは「より良い未来へ進む(Advancing better™)」ことを目指し、日々、世界をより良くしていきます。
アルファ・ラバル従業員数は 約16,700 人、2020 年の年間売上は465 億スウェーデンクローネ (約 44 億ユーロ)でした。同社はNASDAQ OMX に上場しています。
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