2026-01-29 Product News
アルファ・ラバルとArianeGroup、水素流通の開発で提携
Hyvolutionの展示会にあわせて、アルファ・ラバルとArianeGroupは、液体水素トレーラー用ポンプの共同開発契約を締結したことを発表した。本契約は、2024年12月1日に締結された覚書(Memorandum of Understanding)に続くものであり、同覚書に基づき、両社は液体水素トレーラーに特化したポンプの設計、開発、試験、ならびに工業化を目的とする共同プログラムを開始している。 本トレーラーポンプによって提供される新たなソリューションは、生産拠点から流通ハブおよび水素ステーションに至るまでの液体水素の移送を、より高効率かつ高信頼性で実現するものである。
「本契約は、ArianeGroupとのパートナーシップが強固で成熟した段階にあることを示すものです」と、アルファ・ラバルの極低温技術ビジネスユニット プレジデントであるVincent Pouraillyは述べている。「私たちは構想段階から実行段階へと移行し、最高水準の産業基準および安全基準を満たし、水素モビリティの急速な成長を支える液体水素トレーラー用ポンプを提供するという明確な目標に向かって取り組んでいます。」
「この契約合意は、アルファ・ラバルと共有してきた私たちの構想を、具体的な産業ソリューションへと転換する決定的な一歩です」と、ArianeGroup 民生プログラム ディレクターのPhilippe Clarは述べている。「宇宙分野で実証された液体水素技術を地上用途に応用することで、ArianeGroupは信頼性の高い水素エコシステムの構築と、モビリティの脱炭素化に貢献できることを誇りに思います。」
パートナーシップの目的
本プロジェクトは、コンパクト性、信頼性、効率性、安全性、操作性といった重要要件に対応するものである。極低温という過酷な条件下での運転を前提に設計された本トレーラー用ポンプは、生産拠点から流通ハブ、さらには水素ステーションに至るまで、液体水素をより高効率かつ高信頼性で移送することを可能にする。
本覚書締結以前、市場には液体水素を信頼性高く、効率的かつ実用的に移送できるソリューションは存在していなかった。本製品により、アルファ・ラバルとArianeGroupは、水素の加温に伴うロスを抑制し、産業市場の期待に応える。
課題への対応
液体水素は、将来の低炭素エネルギーシステム、特に大型車両や長距離モビリティ用途において重要な要素である。一方で、その極めて低温な特性は、取り扱いや輸送において大きな課題をもたらしており、既存のソリューションでは厳しい要件を満たすことができていない。現在の液体水素の陸上輸送では、専用のポンプシステムを使用せずにトレーラーを荷下ろしするケースが多く、運用効率の低下や大きな水素ロスが発生している。アルファ・ラバルとArianeGroupによる共同開発契約は、最適な極低温ポンプソリューションによって、これらの課題解決を目指すものである。
本件に関するお問い合わせ先:
アルファ・ラバル
Maxime Johnson
Business Development Manager Cryogenic Technologies, Alfa Laval
Mobile: +33 684 18 94 77
maxime.johnson@alfalaval.com
ArianeGroup
Gregor Waschinski
Head of Media Relations, ArianeGroup
Mobile: +33 781 21 41 75
gregor.waschinski@ariane.group
編集者向け注記
アルファ・ラバルについて
今ある資源を最大限に活用する能力が、これまで以上に求められています。アルファ・ラバルは、お客様と共に社会を支える産業を革新し、持続的なポジティブな影響を創り出しています。私たちは、何十億もの人々が必要とするエネルギー、食料、そして衛生的な水を供給するために全力でサポートしています。そして同時に、グローバルな貿易の基盤である海事業界の脱炭素化にも取り組んでいます。
アルファ・ラバルは、お客様が資源本来の可能性を引き出すための先進的な技術とソリューションを開発しています。お客様のビジネスにさらに競争力がつくことで、持続可能な世界の実現に一歩近づいていきます。アルファ・ラバルは、プロセスの最適化や責任ある成長の実現を通じて、お客様がビジネス目標や持続可能性の目標を達成できるようサポートすることに全力を尽くしています。お客様と共に、私たちはポジティブな影響を先駆けて創り続けます。
アルファ・ラバルは140年前に創業し、約100カ国に販売拠点を置き、22,300人以上の社員を擁しています。ナスダック・ストックホルムに上場しており、2024年の年間売上高は666億SEK(58億EUR)でした。
ArianeGroupについて
ArianeGroupは、宇宙および防衛分野において重要なミッションを担う産業企業である。フランスおよびドイツに8,300人の高度な専門性を持つ従業員を擁し、民生および軍事用打ち上げシステムの設計、開発、製造、統合、打ち上げ準備、運用体制構築、ならびにライフサイクル終了時の廃止措置まで、宇宙へのアクセスに関する包括的な専門知識を有している。ArianeGroupは、欧州宇宙機関(ESA)向けの欧州次世代ロケット「Ariane 6」の主契約企業であり、またフランス国防装備庁(DGA)向けのM51戦略ミサイルの主契約企業でもある。
革新的かつ競争力のあるソリューションで国際的に高く評価されており、推進薬の化学、複合材料、液体・固体・電気推進システムに至るまで、最先端技術に関する専門性を備えている。また、子会社であるSodern、Pyroalliance、Nuclétudes、APPと共に、宇宙、防衛、産業分野向けの幅広い機器およびサービスを提供している。
宇宙打ち上げ分野では、子会社ArianespaceがAriane 6の販売を行い、子会社MaiaSpaceが再使用型ロケット「Maia」の開発および販売を手がけている。
AirbusおよびSafranが折半出資するArianeGroupは、2024年に25億ユーロの連結売上高を計上している。
https://ariane.group
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粟野寛隆
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