2023-01-23 Product News

化学工業日報にてアルファ・ラバルの遠心分離機情報が掲載

化学工業日報の遠心分離機特集記事(2023年1月19日)にてアルファ・ラバルの遠心分離機に関する情報が掲載されました。
SDGs達成のために排水の削減・再利用を可能にするZLDシステムや、微生物・藻類を利用した再利用エネルギーの生成に貢献できる遠心分離機などを紹介されております。
化学/医薬/飲料・食品、そのほかにも広く様々な業界にてアルファ・ラバルの遠心分離機は今後も期待されています。

以下掲載内容抜粋

 

分離技術で「持続可能」を訴求
排水の最小化・再利用など

アルファ・ラバルは、遠心分離機をはじめとした分離(セパレーション)技術を駆使して「持続可能」を実現するソリューションを提供する。ゼロ・リキッド・ディスチャージ(ZLD)システムは産業工程からの廃水を最小限に抑え、溶解性固形分の再利用などを可能にする。脱化石燃料の流れを受けて開発が活発化する微生物由来の化学素材やエネルギーの量産プロセス向けとしては、連続・大量処理を強みとするディスク型遠心分離機を提案する。

 海外に比べて水問題に対する関心が高まっていない日本だが、今後はSDGs(持続可能な開発目標)などへの対応が求められる。ZLDシステムは廃水を最小化し再利用可能な水を生み出すとともに、廃棄物を減容(あるいは再利用)できる。プレート式熱交換器で蒸気と液体を分離、蒸気は水に戻し、析出する溶解性固形分はデカンター型遠心分離機で脱水する。プレート式熱交換器はコンパクトなのが特徴。化学工場などに提案する。 

 微生物や藻類を原料とする再生可能エネルギーは、生産効率を高めるために濃縮工程が不可欠。アルファ・ラバルは医薬品や発酵工業で菌体分離・溶剤抽出液液分離技術に優位性があり、ディスク型遠心分離機で豊富なラインアップを誇る。連続・大量処理ができるため、研究開発から量産プロセスに移行する際の課題を解決できる。今後、普及が見込まれる水素化ベジタブルディーセル燃料(HVO)向けにも食用油精製での技術活用を期待する。 

 また、電力コストを低減するディスク型遠心分離機を開発。専用の真空装置、モーターを設置することで装置内部での回転体と空気の摩擦を低減する。まずビール工場向けに実用化しており、化学工場などにも展開していく。 

 バイオ医薬品向けとしてシングルユースに対応するディスク型遠心分離機「Culture One」では従来の「プリモ」より4倍大型の「マキシ」を発売する予定。 

 

化学工業日報1月19日7面抜粋.jpg

 

以上 抜粋元 化学工業日報 1月19日(木)7面

 

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アルファ・ラバルについて

アルファ・ラバルは、伝熱、遠心分離、流体処理の世界的リーダーであり、エネルギー、海洋、食品と水の分野で活動しており、その専門知識、製品、サービスを世界約100か国の幅広い産業に提供しています。 同社は、プロセスを最適化し、責任ある成長を生み出し、進歩を促進することで、顧客がビジネス目標と持続可能性目標を達成できるよう支援することに取り組んでいます。

アルファ・ラバルの革新的な技術は、材料の精製、精製、再利用に専念しており、天然資源のより責任ある使用を促進しています。それらは、エネルギー効率と熱回収の改善、水処理の改善、排出量の削減に貢献します。これにより、アルファ・ラバルは顧客だけでなく、人々と地球のためにも成功を加速しています。日々、世界をより良くしています。

アルファ・ラバルには 17,900人の従業員がいます。 2021年の年間売上高は SEK 409億 (約40億ユーロ) でした。
同社はナスダック ストックホルムに上場しています。

 

詳細は下記にご連絡ください:

堀口将太郎
マーケティング&コミュニケーション部
アルファ・ラバル株式会社
Tel: +81 3 5462 2442
Phone: +81 90 5056 1960
E-mail: shotaroh.horiguchi@alfalaval.com

 

 

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