ジャガイモの加工

ジャガイモ澱粉は現在、多くの明確に定義され、幅広く受け入れられたプロセスで生産されています。これらのプロセス間の違いは主に、特定の廃液要件と、BOD負荷を低減するためのタンパク質回収の必要性から生じています。 アルファ・ラバルは、ジャガイモ澱粉生産に使用するための製品とシステムを各種取り揃えています。これらはすべて、高い信頼性、低い運転コスト、優れた性能に特徴があります。

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果実水除去

プロセスの開始時に果実水除去を行うと、澱粉の品質が向上し、副産物のタンパク質を回収することが可能になります。アルファ・ラバルSTNXデカンター式遠心機は、高い乾燥固形分濃度、高い能力、低い維持費を実現します。乾燥固形分濃度が高いため、澱粉洗浄時に除去すべき不純物は少なく、水消費量を削減します。

 

澱粉抽出

効率的な繊維除去には円錐形ふるい遠心機が使用されます。遠心濾過機はそれぞれ、ふるい板の付いた円錐形回転バスケット、円錐形ふるいの中のスラリ層に洗浄水を連続噴霧するノズル部、ふるいの「逆洗」とハウジングの洗浄用のノズルを付けたハウジング、駆動部で構成されています。

 

事前濃縮

アルファ・ラバル分離機は、ジャガイモ澱粉生産での使用には理想的な設備で、最大の分離効率、精密な制御、最小の目詰まり、容易な保守が実現されるように設計されています。

 

澱粉洗浄

アルファ・ラバルの澱粉洗浄装置は、高性能と確実な動作に特徴があります。液体サイクロン(サイクロネット)に使用されている高品質材料に加え、許容範囲を厳しく設定されていることから、効率的な洗浄と、最終製品での非常に低い不純物濃度を実現しています。

 

繊維脱水

STNXデカンター式遠心機を使用すると、ねじプレスによる場合よりも、乾燥固形分濃度が非常に高い塊ができます。これにより、後の乾燥工程でのエネルギー消費量が削減されます。

 

タンパク質の沈殿・回収

果実水は、タンパク質凝固用の再生スパイラル式熱交換器から成る別個のプロセスラインで処理され、その後、STNXデカンター式遠心機により、凝固タンパク質の効率的な分離と回収が行われます。

 

その他の機器

アルファ・ラバルは、ストレーナやデグリッティング装置などの澱粉加工で使用するための機器を多種供給しています。