高効率データセンター向けの淡水によるフリークーリング
エネルギー削減効果を最大化し、冷媒を使わず、水を一滴も消費せずに、冷却効率を最大30%向上できます。
サステナビリティとコスト削減を両立するためには、適切な冷却機器の選定が欠かせません。これによりデータセンターは次のような価値を実現できます。
- 最大30%の効率向上を実現
- 運用コストを削減
- 冷媒への依存を低減
- PUEを改善
- 排出量削減目標の達成を支援
自然の力で冷却を実現
水によるフリークーリングは、河川、湖、海水、地熱井戸など、自然に存在する冷水源を活用し、データセンターの冷却エネルギー需要を削減する仕組みです。これらの冷たい水は熱交換器を通り、データセンター内の密閉された冷却ループから熱を吸収しますが、水同士が混ざることはありません。熱交換後の水は、わずかな温度上昇だけで元の水源に戻され、環境への影響を最小限に保ちながら、適切な熱放散を行います。
チラー併用・チラーバイパスによる冷却
自然の水源の近くにあるデータセンターでは、システム設計や地域の条件に応じて、この冷却方式と機械式チラーを組み合わせたり、チラーを完全にバイパスして運用することが可能です。
トリムチラーを併用した冷却
自然の冷水が熱交換器に入り、チラーへの負荷を軽減します。
- チラー負荷を抑えることでエネルギー使用量を削減
- 気候が変動する環境でも安定した冷却を維持
- 熱負荷を軽減し、機器寿命を延ばす
チラーバイパスによる冷却
自然の冷水が十分に冷たい場合、チラーをバイパスし、熱交換器を通して熱を吸収させることができます。
- 条件が整えばチラーを完全に停止
- 最大限の省エネ効果を発揮
- 機械式冷却への依存を最小限に抑える
ハイブリッド海水冷却で、冷却の常識を書き換える
ポルトガルのStart Campusがどのように効率性を再定義しているのかをご紹介します。同キャンパスの1.2 GW規模のサステナブル・データセンターは、海水冷却とハイブリッド型の“二度通し”水システムを組み合わせることで、超低PUEを実現し、年間5万トン以上のCO₂削減を達成しています。スマート冷却が、単なる効率向上を超えて、本当の変革を生み出すことを示す好例です。
優れた冷却システムは、ここから始まる
自然水源を利用する冷却システムには、水質、環境への影響、インフラ要件、規制遵守など、固有の課題が伴います。アルファ・ラバルは、それらすべてを安心して乗り越えるためのパートナーです。
早い段階から私たちと連携することで、最適な冷却戦略を初期から共に設計できる専門的なサポートを得られます。将来を見据えた堅牢なソリューションを共に構築し、データセンターの成長を支える大きな省エネ効果を引き出しましょう。