クリーンな排出ガス

内燃機関で発生したクランクケースガス の排出削減が大きな環境問題になっています。アルファ・ラバルの遠心分離技術を用いたオイルミストセパレーターは、貴社が現在および将来において世界的な排出ガス規制を順守する際に大きな効果を発揮します。

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クランクケースガスからのオイル除去

特許取得済みで既に実績のある アルファ・ラバルの ディスクスタック遠心分離技術を採用することにより、Defender 500は98%を超えるクランクケースガスの清浄率 を実現しました。これにより、ガス排出量が大幅に低減しました。また、閉鎖型クランクケース・システムの場合は、ターボチャージャーの効率性が向上し、ガスエンジンやディーゼルエンジンの耐用期間を通してインタークーラーの性能が最高の状態に保たれます。一体化されたクランクケースの圧力調整器がエンジンの耐用期間を通して常に圧力を制御します。分離されたオイルは オイルパンに戻されますので、エンジンオイルの消費量を削減できます。

Defender は製品寿命まで密封されますので、エンジンの耐用期間中はメンテナンスや補修が一切必要ありません。

最も苛酷な使用条件に耐える設計

Defender 500はエンジン上に設置するタイプです。

オフロード車両向け製品の場合は、さらに高い使用温度に耐えうる設計になっており、海洋、軍用、オフロード車両または鉄道のアプリケーションなどで見られる、より大きなロール角およびピッチ角での運転が可能です。すべて金属製の筐体、ホース、パイプで接続する構造により、堅牢性が強化され、疲労損傷のリスクも最小限に抑えられています。

環境に配慮した構造

Defenderは 、クランクケースの排出部から 吐出されたオイルを捕捉してエンジンオイルパンに戻すことにより、オイルの消費量を低減します。フィルターの交換は一切必要ないため、フィルターの廃棄も発生しません。98%を超える清浄能力を有する本分離機によるエンジン寿命の延長効果は特に大きく、また外部の動力源も必要としません。この機器は、今日および将来において世界的な排出ガス規制に適合するように、技術面での検討を経て開発されました。